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2008年2月 4日 (月)

公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業 富山県高岡キャンプ 

4日目の28日、3組の若手アーティストたちは二塚小学校ではじめてのアウトリーチを行いました。

Brass Soul金管魂(金管五重奏)のアクティビティでは、金管五重奏の演奏をバックに子どもたちみんなで『世界に一つだけの花』を歌いました。トリオ・エトワール(ピアノトリオ)は、その音楽が何をイメージしてつくられたものか、実際の絵などを見せながら子どもたちに伝えました。カルテット・ゼーレ(弦楽四重奏)は、実際に楽器に触れてもらい、体験型の楽器紹介を行いました。

各組ともそれぞれ違ったアプローチで子どもたちにクラシック音楽の魅力を伝えました。自分たちが実際に子どもたちに向けてアクティビティを行ってみて、また他のアーティストのアクティビティを見て、それぞれに反省点などが見えてきたようです。

 

早速帰って全体で反省会を行い、各組が自分たちのプログラムについて、また別の組のプログラムの感想、反省点などを話し合いました。

 

同じプログラムでも学年やクラスによっても反応が違うので、そのクラスの雰囲気に合った対応をしていかなければならないこと、大人が当たり前に使っている言葉でも、子どもにはわからない場合があるので、言葉を選ぶことが重要なことなど実際のアウトリーチを終えてわかる色々な反省点・改善点が見えてきたようです。

 

キャンプ最終日の29日、3組のアーティストはそれぞれ前日の反省を生かしてプログラムを再度練り直し、トリオ・エトワール(ピアノトリオ)は横田小学校で、カルテット・ゼーレ(弦楽四重奏)は牧野小学校で、Brass Soul金管魂(金管五重奏)は午前中石堤小学校、午後に西広谷小学校にそれぞれ分かれてアウトリーチを行いました。

 

終了式でそれぞれのアクティビティの成果について語り合いました。児童が描いた似顔絵で迎えられた組、児童によるお礼の合唱に涙が出そうになった組、それぞれ笑顔でアクティビティを終えられたようです。

 30日からは3組が別々の市町村でアウトリーチとコンサートを行います。この研修をとおして学んだことを生かし、地域でのアウトリーチ活動がますます活発に行われ、身近で親しみやすいホールコンサートが開催されることを期待しています。   

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