リージョナルシアター『着座するコブ』京都公演
リージョナル・シアター・シリーズの創作・育成プログラム部門の最終公演となる『着座するコブ』京都公演が行われました。
『着座するコブ』特設ブログ http://seisakusya.jp/tyakuza/index_pc.html
リージョナル・シアター・シリーズの創作・育成プログラム部門の最終公演となる『着座するコブ』京都公演が行われました。
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平成20年1月28日~29日、ステージラボ・マスターコースの後期研修会が(財)地域創造の会議室にて行われました。参加者は、ステージラボ修了者で、今回の研修を希望した7人のホール担当者の方々です。
今年のマスターコースでは「演劇の持つ力と地域活性化を考える~演劇のアウトリーチ」をテーマに各地域で実施するアウトリーチ事業などについて研修が行われ来ました。
28日は、これまでに横浜・北九州・大阪で行われた調査・企画会議を振り返りながら、「演劇のアウトリーチ」の総論のまとめ、各論の整理を行うべく、議論が重ねられました。
29日は研修結果の総まとめとなるプレゼンテーションです。各参加者がこれまでの研究結果と今後実施していきたいプログラム企画案について順次発表を行いました。
ステージラボ・マスターコースの報告書は今年の春に完成予定となっております。
ステージラボ・マスターコースの調査・企画会議を、順次、実施しました。 第1回会議:10月30日(火)~31日(水) (財)横浜市芸術文化振興財団会及び(財)北九州芸術文化振興財団が実施している教育プログラムの取り組みについて調査しました。
横浜市では、単年度完結型のアクティビティとして市立坂本小学校での「パペット人形」と市立神大寺小学校での「寄席」の体験ワークショップを視察、北九州市では、複数年度に渡る長期型のアクティビティとして市立鴨生田小学校での表現教育ワークショップを視察しました。それぞれ異なるタイプのワークショップを視察した後、研修参加者は活発にディスカッションを行いました。
第2回会議:11月22日(木)
大阪大学コミュニケーションデザイン・センターを見学し、同大学の平田オリザ教授(劇作家・演出家)による演劇のアウトリーチに関する貴重なお話しをいただきました。引き続き、大阪應典院において、平田オリザさんが講師を務めるコミュニケーションリーダー養成ワークショップを視察しました。
これらの研修の成果は、来年1月29日(火)に地域創造で開催する後期研修会で発表するとともに、報告書としてまとめる予定です。
今年、モデル的に実施されることとなった演劇アウトリーチ事業が始まりました。
平田オリザさんを中心とする青年団のみなさんによるアウトリーチと公演が、北海道利尻町、留萌市の2カ所で実施されます。
・9/6(木) 沓形中学校アウトリーチ
開始から15分間、生徒たちは硬い表情だったが、作業をするうちにどんどん熱中していく。
・9/7(金) 沓形小学校アウトリーチ
子ども達は最初から最後まで積極的に参加していた様子。中にはアシスタントで同行していた劇団の俳優を巻き込んだ脚本を作ったグループもあり、発表では他のグループが何をするのか集中して見ていた。
・9/8~9(土日) 公演「ソウル市民1919」
公演予定ホール:利尻町交流促進施設「どんと」
ステージラボ マスターコース前期研修会が、25日、地域創造内で始まりました。
今回は、地域創造の津村プロデューサーをアドバイザーに、「演劇の持つ力と地域活性化を考える~演劇のアウトリーチ」をテーマに実施されます。
開講式、自己紹介に引き続き、早速ゼミが開始されました。まず、参加者のホールの取り組み紹介とそれに対する質疑応答、アドバイザーからのコメント等が行われました。
引き続き、堤さん(NPO法人芸術家と子どもたち:代表)から「学校に芸術を運ぶことについて」と題して、実際の取り組みに基づき、ビデオ紹介も交えて貴重なお話をいただきました。
26日も引き続き研修が行われ、前期研修会は終了します。
その後は、2回の調査・企画会議を経て、来年1月の後期研修会、報告書の作成という予定です。
なお、研修の成果を生かした企画に基づく事業については、地域創造から助成支援対象とされることになっています。
H19年度公共ホール演劇製作ネットワーク事業『いとこ同志』の最初の公演が6月19日から21日まで、まつもと市民芸術館にて行われました。
3ステージとも幅広い年齢層のお客様にお越しいただき、温かい拍手のなか無事終えることができました。劇場ロビーでは関連企画『旅』にまつわる写真展を開催。“旅”をテーマに一般から寄せられた写真が一同に展示されました。
『いとこ同志』の公演は、この松本公演を皮切りに8月5日まで全国9カ所で実施されます。
(『いとこ同志』公式HP:://www.itokodoshi.com/)
・関連イベントとして行われている写真展と受付廻りの様子
19年度ステージラボ・マスターコースアドバイザー会議が、19日、地域創造内で開催されました。今年のコースプログラムは、「演劇の持つ力と地域活性化を考える~演劇のアウトリーチ~」をテーマに、当財団の津村プロデューサーをアドバイザーとして実施されます。
地域創造では、今年度、演劇アウトリーチモデル事業を実施するほか、20年度から、演劇ネット事業の実施に当たって、学校におけるアウトリーチを重点にするなど、演劇部門のアウトリーチについて、より積極的に取り組んでいくこととしています。今回のマスターコースのテーマもこうした流れに沿ったものといえます。
今日の会議では、参加者の決定、コースプログラムの確認等が議題でしたが、ホール等の方々の関心も高く、定員の約3倍の申し込みがあり、慎重な検討が行われました。
○事業企画コース研修日程(予定)
・前期研修会(開講式、ゼミ等)
19年7月25日(水)~26日(木)
・現地調査・企画会議等
19年8月~12月 数回程度
・後期研修会(発表案作成、プレゼン、閉講式等)
20年1月28日(月)~29日(火)
・レポート提出
20年2月末
5月22日、19年度演劇制作ネットワーク会議が池袋の東京芸術劇場内で開かれました。
本年度は、坂手洋二作・演出の「いとこ同志」です。6月19日から8月5日まで、全国9カ所の公共ホールで公演が行われる予定です。
当日は、稽古初日、坂手さんを始め、出演者(渡辺美佐子さん、宮本裕子さん、向井孝成さん、佐野史郎さん)、スタッフ、そして事業参加ホール担当者が揃い、顔合わせの後、本読みが行われました。事業開始まで一ヶ月を切り、いよいよ本格始動という感じです。
次回の会議は、まつもと市民芸術館での皮ぎり公演時となるため、このあと事業参加ホール担当者が集まり、現状報告、関連事業、報告書作成要領等、事前準備の詰めのための打ち合わせが行われました。
平成20年度公共ホール演劇ネットワーク事業説明会が、2日間の日程で、地域創造内で開催され、27団体38名の方が参加されました。
23日は、最初に、本事業が、20年度から、演劇アウトリーチの活用を積極的に取り入れた事業内容となることから、その趣旨、内容等についての説明が行われ、引き続き、事業提案団体である、せたがや文化財団、山口文化振興財団、北九州市芸術文化振興財団の3団体から、参加館の方々に対し、それぞれ45分間のプレゼンテーションが行われました。 実施されるアウトリーチの内容、上演作品の概要、予算概算等について、参加館の方々も真剣に聞き入っていました。
また、24日には、アウトリーチをメインとした次の3氏のゼミが実施されました。
・平田オリザ氏(劇作家・演出家・劇団「青年団」主宰):「学校で実施するアウトリーチ」
・堤康彦氏(NPO法人学校と子どもたち代表):「学校とのコミュニケーション」
・芹川藍氏(演出家・俳優・劇団「青い鳥」:「シニア世代へのワークショップ」
リージョナルシアター・シリーズ外部委員会が開催され、扇田昭彦(演劇評論家)、小堀純(編集者)、坪池栄子(文化研究所研究プロデューサー)の3氏の出席を得て、19年度の創作・育成プログラムの選定、リージョナルシアター・シリーズの今後の課題とスケジュールなどについて、意見がかわされました。