美活第1回企画検討委員会開催
21日、地域創造内で、公立美術館活性化事業の第1回企画検討委員会を開催しました。今年度から新しい任期になり、再任の方を含め、9名の委員により運営されていくことになります。
まず、委員長に岐阜県美術館の古川館長を選任した後、引き続き、公立美術館巡回展支援事業(20年度準備事業、21年度開催)へ申請のあった2事業について、協議検討を行うとともに、22年度市町村立美術館活性化事業の企画、進め方について意見交換を行いました。
21日、地域創造内で、公立美術館活性化事業の第1回企画検討委員会を開催しました。今年度から新しい任期になり、再任の方を含め、9名の委員により運営されていくことになります。
まず、委員長に岐阜県美術館の古川館長を選任した後、引き続き、公立美術館巡回展支援事業(20年度準備事業、21年度開催)へ申請のあった2事業について、協議検討を行うとともに、22年度市町村立美術館活性化事業の企画、進め方について意見交換を行いました。
29日、地域創造内で、公立美術館活性化事業第2回企画委員会が開催されました。
今回は、平成20年度助成申請のあった5事業について、委員のみなさんに御義論いただいたほか、関係事業の状況報告、事業視察報告等が行われました。
また、これらに関連して、地域創造の美術館事業への助成のあり方、公立美術館活性化のための各種事業への助言等多くの貴重なご意見をいただきました。
地域創造としても、こうしたご意見を踏まえ、よりよい事業の実施に、努めていくこととしています。
市町村立美術館活性化事業のOB館が集まり、今後のネットワーク事業のあり方について、具体的な提案協議を行うOB館ネットワーク会議が、1日、地域創造内で開催されました。
各館からそれぞれ共同企画案が説明され、その後、質疑、意見交換、今後の進め方等について議論が行われました。
提案された案は、どれも各館の思いが伝わってくるもので、全体として、現代アート、デザイン・工芸指向、市民・地域指向といった傾向が見られ、とても興味深いものでした。
今後、メーリングリスト等で情報交換を行いつつ、その実現を目指し、他の美術館にも声をかけていくこととしています。
また、東京ワンダーサイトから、事業概要説明と各地の美術館との連携についての可能性等に関し、有意義なお話をいただきました。特に、地域の若手アーティストの育成という視点は、今後の公立美術館活動においても重要になってくるのではと思われました。
更に、特別セミナーとして、慶応大学の岩渕先生から、簡単に構築できる動画配信システムについて、ご紹介をいただきました。慶応大学のサーバーを使い、各美術館等の持つ動画コンテンツ、パブリシティ用動画等をホームページで極簡単にアップできるというもので、工夫によって、面白い活用ができるのではと感じました。
○巡回スケジュール
美術館活動の評価モデル策定に関する調査・研究委員会(委員長:上山信一慶応大学教授)が、14日、地域創造内で開催されました。
美術館が有する潜在的可能性を掘り起こすとともに、地域に貢献する美術館のあり方、新たな経営理念を検討した上で、美術館の社会的責任と役割に関する評価モデルを策定しようとするものです。
今後、19年度、20年度の2カ年で、事例調査なども行いつつ、報告を取りまとめていくこととしており、会議では、各委員の皆さんから積極的な意見・提案が出されました。
○調査・研究委員会 委員
上山信一 慶応義塾大学総合政策学部教授
大月ヒロ子 有限会社イデア 代表取締役
菅野幸子 独立行政法人国際交流基金情報センター プログラム・コーディネーター
佐々木亨 北海道大学大学院文学研究科准教授
佐々木秀彦 東京都歴史文化財団 総務部企画担当係長
柳沢秀行 大原美術館 学芸課長
3月22日(木)15:00より、地域創造内で今年度3回目となる公立美術館活性化事業の企画検討委員会が開催されました。
今回の委員会では平成20年度要綱の改正案について検討を行ったほか、平成20年度市町村立美術館活性化事業である「向井潤吉展(仮称)」の参加館の選定や平成21年度の市町村立美術館活性化事業の巡回企画について活発な議論が行われました。また、平成19年度の新規プロジェクトの進捗について、事務局から報告がありました。
なお、今回の企画検討委員会をもって、染谷委員と泰井委員の両名がご退任されることとなりました。長らく企画検討委員としてご尽力いただきましたことを、事務局一同、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。