公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業 富山県高岡キャンプ
1月25日(金)~29日(火)にかけて、富山県高岡文化ホールを拠点に公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業アーティスト研修が行われました。
6月から12月にかけて行われた青森アウトリーチ・フォーラムに続く今年度2つ目となる今回は、トリオ・エトワール(ピアノトリオ)、カルテット・ゼーレ(弦楽四重奏)、Brass Soul金管魂(金管五重奏)の三組の若手アーティストが参加し、ホールスタッフとともに地域でのアウトリーチ活動の手法を学びました。
初日、開講式を終えた各アーティストは、それぞれ練習室にこもりコーディネーターのアドバイスなどを受けながらアウトリーチプログラムの組み立てについて話し合いました。
子どもたちにいかにわかりやすく、楽しく、そして身近にクラシック音楽を聴いてもらえるか、それぞれ工夫を凝らします。
2日目、アウトリーチ・フォーラム事業の一環として24日から高岡市内4つの小学校でアウトリーチアクティビティを行ってきた音活OBアーティストのテノール歌手、中鉢聡さんのコンサートを見学しました。
曲間のユニークなトークの中に、次の曲の聴き所を上手く取り入れるところはさすがです。若手アーティストにとってもよい刺激となったようです。
コンサート見学後はOBアーティストの中鉢さんも交えて全体交流会を行いました。
3日目、いよいよ翌日に小学校でのアウトリーチアクティビティを控え、各組の練習にも熱が入ります。明日の本番に向け、各組が練りに練って考えたプログラムを実演してみます。楽器紹介や音楽の素晴らしさ、子供たちに伝えたいことがいっぱいで、45分の時間内に収めるのは至難の業です。