丸亀市ダン活終了
丸亀市で行われていたダン活が、12月8日(日)に終了しました。
12月3日(月)から行われたプログラムでは、アーティストの黒沢美香さんが、丸亀市立養護老人ホーム「亀寿園」と丸亀市立郡家小学校でアウトリーチ、丸亀市民会館大ホール舞台上で公募による一般向けワークショップ(3日間)と連続で行い、最終日に黒沢美香さんのダンス公演を上演しました。
一般向けワークショップでは、ゆっくりと伸ばしていくストレッチの後に簡単な振りを覚え、自分自身の速さや動きで丁寧に自分の身体と会話をしながら黒沢さんのダンスを感じていきました。
3日間のワークショップを終え、参加者からは「始めはよくわからなかったけど、少しコンテンポラリーダンスのことがわかり始めてきた。3日では短い。また丸亀でやってほしい。」などの感想がよせられました。
養護老人ホーム「亀寿園」では、30名以上のお年寄りが座ったままでできる動作を中心に音楽に合わせて踊りました。昔懐かしい曲がかかると口ずさみながら身体を揺らしていました。休憩のない1時間のプログラムでしたが、みなさん最後まで楽しく参加していました。
郡家小学校では、31名(女子17名と男子14名)の生徒が参加しました。
初めは、みんなと違う自由な動きをすることに抵抗があったようですが、最後には競い合うようにさまざまな動きをみせました。
終了後、テレビ局のインタビューにも「みんなと同じことをしなくてもいいんだ。そっちの方が面白いということがわかった。」などと答えていました。
最終日の公演は、黒沢美香さんと、DJの椎啓さん、照明のアイカワナサアキさんによる即興舞台「ロマンチックナイトin丸亀」を上演しました。
丸亀市民会館始まって以来の舞台上舞台で、巨大な反響版を昇降させるなどの演出もまじえながら、約1300席の通常客席をバックに黒沢さんが踊りました。
最後には涙を見せるお客さんもいるなど、黒沢さんの踊りに酔いしれていました。
初めてコンテンポラリーダンスの事業を行った丸亀市のダン活も好評のうちに幕を閉じました。