ステージクラフト開催
舞台技術などの経験年数が3年程度未満の公共ホール職員等を対象にした研修、「ステージクラフト」を、埼玉県彩の国さいたま芸術劇場で、25日~28日の4日間にわたり、開催しました。
この事業は、埼玉県芸術文化振興財団との共催で毎年実施しているもので、舞台技術(舞台、音響、照明)に関する基礎知識等について、講義・ディスカッションから舞台づくりの実習まで実践的に学習するとともに、人材の育成と相互の交流(ネットワークの形成)を図るものです。
今年の実習作品は、Gigi作・構成:『クラウンのいる風景』。実習に適した一部分を題材にして、RONE&Gigi(OPEN SESAME)の二人はじめ、出演者の方々にご協力いただき、研修生が、実際に舞台、音響、照明を体験します。
最終日には、研修生のみで、舞台、音響、照明を担当し、本番さながらの実習が行われました。『クラウンのいる風景』は、次の日29日、そして30日と本番公演を控えており、関係者の多大な理解と協力の下にこの研修が可能となったものといえます。
彩の国さいたま芸術劇場関係者の皆様には、改めてお礼を申し上げます。