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2007年11月

2007年11月30日 (金)

地域伝統芸能まつり実行委員会開催

 30日、地域創造内で、地域伝統芸能まつり実行委員会(会長:梅原猛氏)を開催しました。

 今回は、平成20年2月23日(土)、24日(日)の両日、渋谷NHKホールで開催する「第8回地域伝統芸能まつり ~翁と童~ 」の構成案を中心に、議論、検討を行い、その結果、地域伝統芸能11演目、古典芸能3演目を決定し、今後公演に向けて、準備を進めていくこととなりました。

 

 ※昨年度 第7回 地域伝統芸能まつり  テーマ「もののあはれ」

2007年11月29日 (木)

公立美術館活性化事業第2回企画検討委員会

 29日、地域創造内で、公立美術館活性化事業第2回企画委員会が開催されました。

 今回は、平成20年度助成申請のあった5事業について、委員のみなさんに御義論いただいたほか、関係事業の状況報告、事業視察報告等が行われました。

 また、これらに関連して、地域創造の美術館事業への助成のあり方、公立美術館活性化のための各種事業への助言等多くの貴重なご意見をいただきました。

 地域創造としても、こうしたご意見を踏まえ、よりよい事業の実施に、努めていくこととしています。

山口県阿武町公共ホール音楽活性化事業

 10月25日(木)~27日(土)に山口県阿武町にて公共ホール音楽活性化事業が実施されました。派遣アーティストはヴァイオリニストの小野明子さんとピアノの西脇千花さんです。

  アクティビティは、25日(木)に宇田小学校・福賀小学校の2箇所、26日(金)に清ヶ浜清光苑(老人福祉施設)、奈古小学校の2箇所、合計4箇所で実施されました。

 小学校では谷川俊太郎の詩『生きる』を児童たちが唱和し、小野明子さんが詩に合う曲を選んで演奏するプログラムや、絵本の朗読とのコラボレーションなど、多彩な内容でこどもたちも大喜びでした。老人福祉施設では演奏に合わせて体を動かす曲等を盛り込み、一方的に音楽を聴くだけではなく、皆さんも一緒に参加して楽しんでいただきました。 Photo_3

 10月27日(土)に開催された阿武町町民センター文化ホールでのコンサートには、たくさんのお客さまにご来場いただき、「初めて生の音楽を聴いて感動した」、「ヴァイオリンとピアノの音色に惹きこまれていくようなすばらしい演奏でした」などなど、大いにお楽しみいただけたようです。ここでも絵本の朗読と演奏。絵本に出てくるラッパを吹くシーンには地元バンドのメンバーでトランペットをなさっている方が共演してくださり、大好評でした。

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●みんなで作った案山子を飾りつけして全校児童で歓迎してくれた、宇田小学校。

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● 宇田小学校で地元の食材を活かした給食。この日は月に1度の「魚食普及の日」。地元の海でとれたアジのから揚げを頭からがぶりとおいしくいただきました。

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●「生きる」を朗読してくれているみんなの声を聴く、小野明子さんと西脇千花さん。福賀小学校では最後に合唱の贈り物をいただきました。

2007年11月28日 (水)

矢掛町公共ホール音楽活性化事業

 9月14~16日に岡山県矢掛町にて公共ホール音楽活性化事業が実施されました。派遣アーティストはマリンバ奏者の大熊理津子さんと、ピアノの藤岡弘子さんです。

 アクティビティは矢掛小学校、三谷小学校、老人福祉センター(寿大学)、矢掛本陣の蔵の4箇所で実施され、小学校では子ども達との合奏、寿大学、蔵では演奏と一緒に歌を歌ってもらうなど、全ての会場で参加者が演奏にも参加してもらう形を取りました。

 やかげ文化センターでのコンサートには多くの児童の来場があり、幕間にコンサートでのマナーについて担当の方が説明する場面もありましたが、お客様には満足いただけるコンサートになったかと思います。

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2007年11月27日 (火)

ステージラボ・マスターコースの調査・企画会議

ステージラボ・マスターコースの調査・企画会議を、順次、実施しました。
 

 第1回会議:10月30日(火)~31日(水)191031

 (財)横浜市芸術文化振興財団会及び(財)北九州芸術文化振興財団が実施している教育プログラムの取り組みについて調査しました。
 横浜市では、単年度完結型のアクティビティとして市立坂本小学校での「パペット人形」と市立神大寺小学校での「寄席」の体験ワークショップを視察、北九州市では、複数年度に渡る長期型のアクティビティとして市立鴨生田小学校での表現教育ワークショップを視察しました。それぞれ異なるタイプのワークショップを視察した後、研修参加者は活発にディスカッションを行いました。


 第2回会議:11月22日(木)191122191122_2

 大阪大学コミュニケーションデザイン・センターを見学し、同大学の平田オリザ教授(劇作家・演出家)による演劇のアウトリーチに関する貴重なお話しをいただきました。引き続き、大阪應典院において、平田オリザさんが講師を務めるコミュニケーションリーダー養成ワークショップを視察しました。


 これらの研修の成果は、来年1月29日(火)に地域創造で開催する後期研修会で発表するとともに、報告書としてまとめる予定です。

2007年11月26日 (月)

沖縄県北谷町公共ホール音楽活性化事業

9月20日から22日にわたり、沖縄県北谷町のちゃたんニライセンターにて、公共ホール音楽活性化事業を実施しました。

 アーティストはサックス四重奏のQuartet SPIRITUSです。

 コンサートに先立ち、町内の小学校(北谷小・北谷第二小)でアウトリーチコンサートを実施しました。4種類のサックスの特徴を楽しいトークを交えながら解説し、ひとつの曲を和風・洋風・中華・沖縄料理に見立てたアレンジで演奏するなど、児童はもとより先生たちも大喜びでした。

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2007年11月21日 (水)

富士見市ダン活開催

11月13日()~15日()、富士見市でダン活を開催しました。

アーティストは森下真樹さん、アシスタントは楠原竜也さんです。

アウトリーチを北原幼稚園と県立富士見高校で実施しました。幼稚園では元気いっぱいの子ども達が太鼓の音を合図に体を動かしたり、動物の真似をしたりして、思い思いの身体表現を楽しんでいました。

一方、富士見高校の生徒は、恥ずかしがることもなくアーティストの動きを真似したり、ダンスの創作にも取り組みました。最後は、アーティストと共に学食でパフォーマンスを披露。突然のパフォーマンスに食事をしていた他のクラスの生徒はビックリ!コンテンポラリーダンスのアーティストと触れ合うという普段の授業では経験できない貴重な時間を過ごし、生徒達も普段と違った一面を見せていたようです。

また、「キラリ☆ふじみ」では中学生以上を対象とした一般公募のワークショップを行いました。参加者はアーティストの言葉に耳を傾けながら、身体の表現で自己紹介する「身体名刺」や参加者一人一人が動きを考え、全員の動きを繋げてダンスを創作するなど、身体でのコミュニケーションを楽しんでいました。

 公演は、来年1月19日(土)16時15分から「キラリ☆ふじみ」で行います。どのようなパフォーマンスが飛び出すかは来てのお楽しみ!皆さん、是非お越し下さい。

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2007年11月13日 (火)

H20ダン活全体研修会【基礎知識編】開催

116日(火)・7(水)、東京芸術劇場のリハーサル室でH20年度ダン活実施内定団体を対象に全体研修会を実施しました。

 

 この研修会ではダン活コーディネーターの方々に講師をお願いし、コンテンポラリーダンス公演の制作や、アウトリーチの組立て方等のゼミを行なったほか、上村なおかさん(H1718登録アーティスト)による、体験ワークショップも開催しました。

 

 参加者の皆さん、大変意欲的で、ゼミでも、舞台設定や予算などをはじめ、様々な点について、積極的に質問をされていました。また、コンテンポラリーダンスを観たことがなかった方も体験ワークショップを通して、その効果をまさに体感しているようでした。

 

 年明けの18(火)・9(水)にはアーティストプレゼンテーションと合わせて【企画制作編】を開催する予定です。参加者の皆さんには、今回の研修成果を十分活かしていただき、よりよいダン活事業企画に結びつくことを祈念しています。

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2007年11月 2日 (金)

第2回調査研究会開催

 11月1日、指定管理者制度における公立文化施設の運営と財団のあり方に関する調査研究会の第2回目が、地域創造内で開催されました。

 ①文化振興財団へのアンケート調査結果の報告・分析、②指定管理者制度の活用にあたっての課題・留意点、③文化振興財団に期待される役割、設置団体の対応等について、幅広く闊達な意見が交換されました。

 今後、数団体にご協力をいただき、実地調査を行うなどして、最終的に報告書としてまとめていく予定です。

 財団アンケートにご協力いただいた、皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

音活登録アーティスト第1次選考会

 10月31日、平成20・21年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティストの第1次選考(MDなどによる予備審査)を実施いたしました。

 過去最高の募集者数となり、募集者のレベルも高く、真剣な審査が続けられました。

◆審査員[50 音順・敬称略]
秋山和慶(指揮者)
児玉真(NPO トリトン・アーツ・ネットワークディレクター、公共ホール音楽活性化事業チーフコーディネーター、財団法人地域創造プロデューサー)
西村朗(作曲家)