« 2007年2月 | メイン | 2007年4月 »

2007年3月

2007年3月27日 (火)

音活アウトリーチフォーラム事業 ガラコンサート開催

011

 3月25日に宮城県の名取市文化会館において、今年度実施してきた公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業を締めくくる、3組のフォーラムアーティストによるガラコンサートが開かれました。
 はじめに、事業のチーフコーディネーターである楠瀬寿賀子氏(津田ホールプロデューサー)から、事業概要や3組のアンサンブルの研修や宮城県内6地域での公演の様子について、解説、紹介があり、引き続き3組の演奏が行われました。
 演奏は、弦楽四重奏ナッツ、ピアノトリオミュゼ、木管五重奏アッシュの順で行われ、それぞれに各地での事業の思い出や演奏する曲に関する解説を交えて行われました。

 会場にきていただいた方々の中には、既に頼もしいファンになっていただいている方も多く、和やかな中にも、熱い雰囲気に包まれたコンサートでした。020

 写真上から 弦楽四重奏ナッツ、ピアノトリオミュゼ、木管五重奏アッシュ046

   

2007年3月26日 (月)

「地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業」納入検査

De01  3月23日(金)15:00より都内のデータセンターにて「地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業」納入検査に立ち会い、今年度追加した100本のコンテンツや、新たに追加した機器の確認等を行いました。インターネットで地域の文化資産を気軽に見ることができる「地域文化資産ポータル」ですが、厳重なセキュリティ環境のもと、様々な機能試験や負荷試験などもこちらで行われています。「地域文化資産ポータル」は下記ページからアクセスできますので、是非ともご覧ください。

http://bunkashisan.ne.jp/

De02_2

2007年3月23日 (金)

公立美術館活性化事業 平成18年度第3回企画検討委員会

Img_4430_1  3月22日(木)15:00より、地域創造内で今年度3回目となる公立美術館活性化事業の企画検討委員会が開催されました。
  今回の委員会では平成20年度要綱の改正案について検討を行ったほか、平成20年度市町村立美術館活性化事業である「向井潤吉展(仮称)」の参加館の選定や平成21年度の市町村立美術館活性化事業の巡回企画について活発な議論が行われました。また、平成19年度の新規プロジェクトの進捗について、事務局から報告がありました。
  なお、今回の企画検討委員会をもって、染谷委員と泰井委員の両名がご退任されることとなりました。長らく企画検討委員としてご尽力いただきましたことを、事務局一同、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

2007年3月16日 (金)

地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業審査会

 3月12日(月)14:30より地域創造内で今年度第2回目の地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業審査会が開催されました。本事業は、全国各地域の伝統芸術等をデジタルコンテンツとして記録・保存し、発信していく事業です。
 平成18年度分として新たに100本の地域の映像が選定され、公開される本数は、昨年度の100本に加え200本となります。また、これまでの日本語版に加え新たに英語版及び中国語版を設けるなど海外に向けた情報発信にも努めています。
 地域創造のHP内の下記ページからアクセスできますので、是非ともご覧いただきたいと思います。
      Shisan_1  http://bunkashisan.ne.jp/

19年度演ネット第4回企画制作準備会議

 15日、13時30分より、地域創造内で平成19年度公共ホール演劇制作ネットワーク事業第4回企画制作準備会議が行われました。

 19年度の演目は、「いとこ同志」(作・演出:坂手洋二 出演:渡辺美佐子/宮本裕子/向井孝成/佐野史郎)で、合意書、広報計画、関連事業等を議題に、関係の9ホールが集まり、協議が行われました。

2007年3月14日 (水)

平塚ダン活はじまりました!

Hiratuka3平成18年度の最後のダン活が、神奈川県平塚市にて
3月12日(月)からはじまりました。

平塚の構成は
ワークショップ
 一般ワークショップ × 2回
アウトリーチ
 太洋中学校(2年生)× 2回
 社会福祉施設進和学園 × 1回

本日までに、一般ワークショップ、太洋中学のワークショップが終了しました。Hiratuka2

一般ワークショップには、小学校2年生から70歳までの26名が両日とも参加。

独特のやわか~い雰囲気の中、体を伸ばしたりひねったり基本的な動作を通じて、自分の体を知ることができたと思います。
最後には、自分の身体の周りの空気を感じ相手を感じ、そして演じることなく自分なり の表現をする姿があたかも一つの作品のようでした。

中学校でのアウトリーチは、中学2年生ということもあり、体は大人並み、そして 少し(かなり?)シャイでやんちゃな50人が対象。
グループ分けすることで、仲間同士が刺激しあいながら、大人が思いつかない表現を作り上げていました。 Hiratuka1

公演「青空散歩」は3月16日(金)19時から平塚市民センターです。
お近くの方、是非どうぞ。  

2007年3月13日 (火)

音活事業制作研究委員会(オペラ部門)開催

 公共ホールによる音楽事業の共同制作、連携の推進を目的とする音活事業制作研究委員会(オペラ部門)が、地域創造内で、12日開催されました。この委員会は、今年度から設置されたもので、今回は、第2回目です。

 メンバーは、オペラの制作等に実績のあるホールの方々で、オペラ事業への共同した取り組み推進の可能性を探るため、模擬的に具体的な事業について、いくつかのホールから提案してもらい、白熱した議論が交わされました。

2007年3月 9日 (金)

東京国際芸術見本市開催

 
P1110014
 東京国際芸術見本市2007を、東京国際フォーラムで4日間にわたり、開催しました。この事業は、国際交流基金、国際舞台芸術交流センターと共催で実施しているも ので、ダンス、演劇、音楽等幅広い分野にわたり、各種のセミナー、プレゼンテーション、ブース展示等が行われました。
 公共ホール関係者を含む国内外から多数の方の参加があり、連日、盛況のうちに、幕を閉じることができました。(写真は、開幕オープニングセレモニーの様子)

会期中の3月7日(木)には、東京芸術見本市2007におけるプログラムの一つとして、地域創造主催セミナー「公立文化施設における政策評価のあり方を考える~使命・役割の再確認に向けて」を開催しました。P1130039_2

夜7時からの実施にもかかわらず、当日は定員を大幅に上回る約160名もの方にご参加いただきました。

セミナーは、コーディネーターの吉本さん(ニッセイ基礎研究所プロジェクト推進室長)の進行のもと、パネリストの小幡さん(魚沼市文化振興課長)、中川さん(帝塚山大学大学院教授)、平田さん(劇作家・脚本家・大阪大学教授、キラリ☆ふじみ芸術監督)から、政策評価に取り組むうえでの留意点や手法などについてそれぞれの立場での発言をいただきながら進められました。

参加者のお一人お一人が熱心にメモをとられるなど、超満員の会場は熱気にあふれ、政策評価に関する関心の高さを改めて実感しました。

現在、地域創造では、政策評価のあり方に関する調査研究を行っており、近く報告書も発行する予定です。今回のセミナーに参加いただけなかった皆さまにも報告書を通じて政策評価の意義や手法などについてご理解いただけるよう努めていきたいと考えています。

2007年3月 5日 (月)

春日井市で「公共ホール現代ダンス活性化事業」

P1001458

3月4日まで春日井市で「公共ホール現代ダンス活性化事業」(登録アーティスト:上村なおか×笠井瑞丈)が開催されました。

 2日の様子を紹介しますと、午前中に郊外の小学校で6年生を対象にしたワークショップを行った後、夜はホールに戻って一般の参加者を募ってのワークショップ(写真)が行われました。 床の線を、空中に張られたロープに見立て、そこの「ロープ」から落ちないようにバ ランスをとりながら前に進んでいく姿が、即興的で面白い身体表現になりました。参加者みんなが、即席ダンサーになった気分で、楽しい2時間を過ごされたようです。

2007年3月 2日 (金)

ステージラボ・アートミュージアムラボ高松セッション開催

Kuusatu

2月20日~23日にサンポートホール高松(写真右)において、ステージラボ・アートミュージアムラボ高松セッションが開催されました。今回のセッションでは、多彩なワークショップの他、市民参加による作品づくりや美術館でのパフォーマンスなど盛り沢山な内容となりました。
 また、恒例の番外ゼミも高松の夜の賑わいとともに盛り上がり、締めはうどんといろいろな意味でお腹いっぱいなラボとなりました。ここでの出会いや経験が、参加者にとって大きな財産になることを期待しています。

Photo

○コーディネーターの先生方

P1010042

○市民になって体験する市民参加プログラム:朗読ワークショップ(ホール入門コース)

Dsc05519

○ワークショップ身体編:視覚と触覚の音楽への挑戦(音楽コース)

P2220042

○作品創り・音楽とのコラボレーション:発表(演劇コース)

P1010022

○インスタレーション制作実習:実践!空気パフォーマンス"DON" (美術コース)