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2007年7月

2007年7月31日 (火)

市町村長特別セミナー開催

 30日、アート・アプローチ・セミナー(市町村長特別セミナー)を千葉県幕張の市町村アカデミー内で実施いたしました。このセミナーは、市町村アカデミーの実施する市町村長特別セミナーの一環として、共催の形で実施しているものです。

 「地域行政における芸術文化の役割」と題して、平田オリザさんから御講演いただいた後、レクチャーコンサートとして、児玉地域創造プロデューサーのレクチャー、大森智子(ソプラノ)、山崎祐介(ハープ)お二人の演奏とトークが行われました。

 多数の首長様、副長様にご参加いただき、盛況のうちに終わることができ、講演、レクチャーコンサートとも、大変好評でした。今後各市町村において、文化を通じた地域振興が、より積極的に展開されることを祈念しています。Img_2491

 
 平田オリザ先生による講義 
 :地域行政におけるコミュニケーションと芸術の重要性についての、実地に即した興味深いお話をいただきました。Img_2514
 レクチャーコンサート(ソプラノ:大森智子、ハープ:山崎祐介、レクチャラー:児玉真)
 :日本、フランス、ドイツとさまざまな国の曲を取り混ぜた多彩なプログラムでの演奏を披露していただきました。

2007年7月26日 (木)

ステージラボ マスターコース前期研修会

     ステージラボ マスターコース前期研修会が、25日、地域創造内で始まりました。

 今回は、地域創造の津村プロデューサーをアドバイザーに、「演劇の持つ力と地域活性化を考える~演劇のアウトリーチ」をテーマに実施されます。

 開講式、自己紹介に引き続き、早速ゼミが開始されました。まず、参加者のホールの取り組み紹介とそれに対する質疑応答、アドバイザーからのコメント等が行われました。

 引き続き、堤さん(NPO法人芸術家と子どもたち:代表)から「学校に芸術を運ぶことについて」と題して、実際の取り組みに基づき、ビデオ紹介も交えて貴重なお話をいただきました。

 26日も引き続き研修が行われ、前期研修会は終了します。

 その後は、2回の調査・企画会議を経て、来年1月の後期研修会、報告書の作成という予定です。

 なお、研修の成果を生かした企画に基づく事業については、地域創造から助成支援対象とされることになっています。

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2007年7月12日 (木)

鳥取ラボ企画政策企画・文化施設運営コース1,2日目

 鳥取ラボ企画政策企画・文化施設運営コース1,2日目の状況を紹介します。

 大ホールを使って、パーフォンマンスを行いつつの自己紹介から始まった1日目。その後は、コーディネーターの草加さんから、公共ホールの目標の確認、課題の発見等について指針的な話がなされ、受講生の顔も引き締まっていきます。

 2日目、ニッセイ基礎研究所も柄田さんから公共ホールの評価について、帝塚山大学の中川先生からは、公共ホールが担う役割について、そもそもの公共ホールの原点にかえりつつ、厳しくかつ的確なセミナーが続けられました。

 文化行政のあり方、行政とホールの関係、指定管理者制度等、現在大きな問題となっている諸課題について、真正面からの議論が行われました。

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鳥取ラボ自主コース1、2日目

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鳥取ラボ自主コース1、2日目の様子をご紹介します。

 平田コーディネーターのオリエンテーションに始まり、作品発表に向けての創作プログラムが開始されました。短い所作やセリフを実際行ってみて、それを通じての演じるということについての解説、演出家が求めるポイントなど、興味深いセミナーが続きます。目隠ししてホールを歩いてみる体験も行われました。

 2日目には、青年団の舞台美術を担当されている杉山さんから、鳥取文化会館を観察し、気になったポイントを探し出し、その理由についても考察する。また、そのポイント、スペースを舞台に、「家族の崩壊と再生」というテーマで簡単なパフォーマンスを創作してみる、といったワークショップが行われました。非常に限られた時間でしたが、空間とパフォーマンスの関係、相互作用などいろいろ気付かされるワークショップでした。    

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鳥取ラボ・入門コース(1,2日目)

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鳥取ラボ入門コース1日目と2日目の様子です。

 コーディネーターの楠瀬さんのリードで、自己紹介ではなく、相手のことを皆に紹介してあげる「コース仲間にインタビュー」からスタートです。

 2日目は、鳥取県文化振興財団の取り組みについて、同財団の文化芸術デザイナー柴田さんから、ホール・劇場の運営管理、舞台に関する基礎講座について、津田ホールマネージャーの山内さんからそれぞれ貴重なお話しをいただきました。

 午後の後半からは、ピアニストの中川賢一さんによる、楽しくもピアノを深く知ることのできるピアノワークショップがパワフルに進められました。

 更に、6時過ぎからは、各コース共通のプログラム「舞台芸術と著作権・契約」について、弁護士の福井健策さんから3時間に近い熱くも大変有意義な講演をいただきました。  P1010016 P1010017 P1010020 P1010021 P1010028 P1010038 P1010059 P1010082 P1010103 P10100009

 

2007年7月11日 (水)

ステージラボ鳥取セッション開講

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 ステージラボ鳥取セッションが10日、鳥取県立県民文化会館で始まりました。

62人の受講者が3つのコースに別れて、4日間のゼミ形式を中心とした研修を受けます。P1010014

 今回のコースとコーディネーターは、次のとおりです。

 ホール入門コース   楠瀬寿賀子 :津田ホールプロデューサー

 自主事業コース    平田オリザ  :劇作家・演出家 

  文化政策企画・文化施設運営コース 草加叔也:空間創造研究所・代表

 開会式に続いて、鳥取県文化会館の施設見学、そして公開のシンポジウム「公共ホール・公立劇場の評価指針」が開かれ、その後、早速、ゼミが開始されました。

 また、交流会では、平井鳥取県知事も参加いただき、激励の言葉をいただくなど、大いに盛り上がりました。

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2007年7月 4日 (水)

東京芸術見本市2008第1回実行委員会

 「東京芸術見本市2008」の開催に向け、第1回の実行委員会が、国際交流基金内で開かれました。12回目となる今回の見本市は、2008年3月5日(水)~8日(土)に、恵比寿ザ・カーデンホールで開催予定です。

 本見本市は、舞台芸術の活性化のため、アーティストと観客を結ぶ役割を果たす者(「プレゼンター」といいます。)に対して、充実したコンテンツを紹介、提供すること等を目的として、海外のプレゼンター等も招いて開催されているもので、地域創造、国際交流基金及びNPO国際舞台芸術センターの3者が中心となり、関係省庁の後援を得ながら実施しているものです。

 地域創造としては、プレゼンターに相当する役割を担うであろう公共ホールの方々に、自主制作作品のアピールや地域に感動をもたらす作品の呼び込み等、この見本市の場をこれまで以上に積極的に活用していただきたいと考えており、開催に向け、いろいろ知恵を絞っていきたいと考えています。

          東京芸術見本市2008:http://www.tpam.or.jp/

 

2007年7月 2日 (月)

関西ブロックラボ

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 6月28日、29日の2日間、今年度のブロックラボの最終ラボとなる関西ブロックラボを大阪府立女性総合センターで開催しました。

 初日は、空間創造研究所の草加叔也氏を講師に招き「公立ホール・公立劇場の評価指針」のセミナー等を行い、府県・政令指定都市の担当者など約80人の皆さまにご参加いただきました。草加先生の講義の後の質疑応答では、ホールのミッションなどについて参加者からの質疑応答もあり、活発な意見交換が行われました。

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翌日は、各地域の事例紹介をとおして、ブロック内の情報交換も進み実りある会議となりました。